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生きがいスポットライトシリーズ:木本梨絵 (31), HARKEN Inc.クリエイティブディレクター、ロンドン・東京拠点

  • Marii
  • 2024年7月1日
  • 読了時間: 4分
梨絵さん:人間関係で精神を病み...

「生き甲斐」という言葉は、日本人には馴染みのある言葉ですが、外国人にはやや抽象的な概念に感じられるかもしれません。


このシリーズを始めた動機は、現在世界中で注目を浴びている『生き甲斐図』に違和感を感じたことでした。この型にはまった『生きがい方式』が、本来の『生き甲斐』の意味合いとは違った形で一人歩きしているように思えるのです。


「生き甲斐」は、人生を豊かにするための一つの鍵であるとともに、一定の方程式を持たず、時とともに変化していくものだとMOGAMI 最上ウェルネスでは提案しています。


その一つのソルーションとして、『ありのままの自分・自分らしさ』を貫いている方々の実際の体験談や、ライフストーリーを皆さんと共有。そして、みなさん一人一人の心の内から生まれてくるであろう『生き甲斐』について、考えるきっかけになって欲しいと願っています。


MOGAMI 最上ウェルネスでは、この「生き甲斐」にスポットを当て、「生きがいスポットライトシリーズ」を配信してます。


今月のゲストは、ロンドン・東京拠点に活動するHARKEN Inc.クリエイティブディレクター木本梨絵さん(31)です。


Photo credit: Jukan Tateishi


あなたのライフストーリー、これまでの経験や経緯を教えてください。


自然以外になにもないような和歌山県で、海と山の間に生まれ育ちました。その後武蔵野美術大学へ進学し、東京でデザインの会社を起業したのが三年前。2024年3月にロンドンに移り住み、9月からUCLに進学予定。これまで探求してきた不可分な都市と自然の周縁をテーマに文化人類学を学びます。


「生き甲斐」という概念を初めて知ったのはいつ頃でしたか? 

あまりにも一般的な言葉なので記憶にありませんが、6,7歳くらいのときには既に知っていたと思います。



自分の「生き甲斐」への道のり・ジャーニーはどのようなものでしたか?


私にとっての生き甲斐は幼いころは絵を描くことであり、「人から褒められる得意なこと」だったように思います。今では「自分で見返したくなる個人的な創作活動」が生き甲斐であり、それは文を書くことや写真を撮ること、自分が美しいと思った瞬間や違和感をそれらを通して残すことです。

「ありのままの自分」としていられると感じる瞬間は今の生活の中でどのような時ですか?


英語で考えて英語で話せる瞬間が増えてきたことが今は嬉しく、ふと自然に英語が口をついたとき、もうひとりのありのままの自分に出会えたような心地がします。言語が増えるとともに分人が増えていくような。




人生の中で思い悩んだ時期があれば、教えてください。その時、どのような概念やツールを使って乗り越えましたか?


人間関係で精神を病み、病院に通っていた時期がありました。日記を毎日つけ、その中で日々の美しいものを数えることを習慣化することと、大切な仲間たちと自然の中に身を晒すことで、みるみる心身がよくなりました。









生き甲斐を見つけるのに悩んでいる人へのアドバイスをお願いします。


私は生き甲斐は探し求めるようなものではなくて、既にあるものだと信じています。得意で上手くいくことばかりが生き甲斐になるわけではなく、苦手で上手くいかないことのプロセスそのものが生き甲斐になる場合もあるように思います。











Photo credit: Ayana Hirose



Saori's reflection


Rie-san's perspective on "the more languages I learn, the more versions of myself I discover" is essential to contemplate. When I consider why Ikigai has garnered such global interest, I believe people are eager to uncover a version of themselves that embodies the spirit of Ikigai. Although I don't think the Venn Diagram is the best way to illustrate this concept, I do feel that it originates from good intentions. I would delve into this desire and explore the Japanese characters that make up the word Ikigai, as it can help us discover a new facet of ourselves, as Rie-san has beautifully demonstrated.



Do you want to learn more?

You can follow and support Rie-san and her work below. 



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