top of page
Marii

生きがいスポットライトシリーズ:Ikuko Iwamoto, ロンドン在住の陶芸家

Ikuko: 高校の美術教師から才能がないと言われました...

「生き甲斐」という言葉は、日本人には馴染みのある言葉ですが、外国人にはやや抽象的な概念に感じられるかもしれません。


このシリーズを始めた動機は、現在世界中で注目を浴びている『生き甲斐図』に違和感を感じたことでした。この型にはまった『生きがい方式』が、本来の『生き甲斐』の意味合いとは違った形で一人歩きしているように思えるのです。



「生き甲斐」は、人生を豊かにするための一つの鍵であるとともに、一定の方程式を持たず、時とともに変化していくものだとMOGAMI 最上ウェルネスでは提案しています。



その一つのソルーションとして、『ありのままの自分・自分らしさ』を貫いている方々の実際の体験談や、ライフストーリーを皆さんと共有。そして、みなさん一人一人の心の内から生まれてくるであろう『生き甲斐』について、考えるきっかけになって欲しいと願っています。


MOGAMI 最上ウェルネスでは、この「生き甲斐」にスポットを当て、「生きがいスポットライトシリーズ」を配信してます。


今月のゲストは、ロンドンを拠点に活動するIKUKO Iwamoto Japanese ArtistIkuko Iwamotoさん (52)です。



あなたのライフストーリー、これまでの経験や経緯を教えてください。


私は日本の和歌山県海南市下津町で生まれました。5歳の時、私は鶏の絵を描き、保育園の先生から天才だと言われました。単純にそれを信じました...私は画家になりたいと思い、美術大学に進学するつもりでしたが、高校の美術教師から才能がないと言われました...当時、週に2〜3回絵画のレッスンを受けていたにもかかわらず、私はあきらめて進学先を変えました。結局滑り止めの短大にしか受からず、それが工芸美術史コースで、陶芸に出会い、当時大学教授であった陶芸の師匠ににも出会いました。イギリス留学を勧めてくれたのはその師匠です。






「生き甲斐」という概念を初めて知ったのはいつ頃でしたか? 

大学生の時ですかね。生きがいのある仕事に着きたいとおもい弟子入りしました。



自分の「生き甲斐」への道のり・ジャーニーはどのようなものでしたか?


自分で選択したものではなく、なぜかそう導かれてきたもの。












「ありのままの自分」としていられると感じる瞬間は今の生活の中でどのような時ですか?


子供と過ごす時間。


スタジオで一人で制作している時間。



人生の中で思い悩んだ時期があれば、教えてください。その時、どのような概念やツールを使って乗り越えましたか?


中学校の時、人間関係で悩み、心経の本を読みました。今みたいにねっとの環境があれば、もっと違う解決方法があったかなと思いますが、量子力学の進んだ現在において、仏教と量子の世界に共通項が証明され、自分とは何かを考える時に般若心経は、限りなく真理に近いものであると、今再び思えると同時に、十代の自分がどれだけ般若心経を理解出来ていたかは謎です。



生き甲斐を見つけるのに悩んでいる人へのアドバイスをお願いします。


日々の忙しいルーティンを無視して、頭の中をカラにする時間を持つことですかね。いつも答えは寝る前と朝起きた時にパッと現れるものです。











あなたにとって日本の陶芸家として活躍するとはどういうことですか?


陶芸は土をミディアムとして使っているだけで、しかも私は偶然ロンドンにやってきた日本人ですから、日本人陶芸家としてアピールできることは、あまりやってないように思います。ろくろで作品を引いてつくっていることも、日本の伝統的な釉薬なども使用していません。


強いて言えば、何にでも神様が宿っているから大事にありがたいと思って使ったり、作ったりしていることでしょうか?コレは日本人に限らず、皆さんがされていることかもしれません。わざわざ意識的ではなく、無意識に行っていることのように思われますので、生まれ育った日本の環境的要因はいるとは思います。



 

Saori's reflection


Ikuko-san's advice to "set aside the busy routines of daily life and make time to clear your mind" deeply resonates with me and can be a powerful tool for our community to implement in their daily lives this week. Even just five minutes of doing this can make a world of difference.

While I will unfortunately be unable to view Ikuko-san's craft during London Craft Week (13-19 May 2024) as I will be in Japan, I highly recommend that my London community take advantage of this beautiful opportunity to nourish your creative soul.

At Mogami, we understand that expressing your creativity is essential for your well-being and something we must prioritize. How will you nourish your creativity this week? Let me know.


 

Do you want to learn more?

Join Ikuko-san as she showcases her craft at Jay Blade presents "Craftworks" during London Craft Week. Don't miss out on her incredible creations.

Visit https://craftworks.show/ for more details.

 

You can follow and support Ikuko-san and her artwork below.

Instagram: @ikukoikik


 

What did this story bring up for you? Comment below.

0件のコメント

Comments


bottom of page